良い、おいしい酒・ワインというのはどういう基準で決まるのでしょうか?値段、評論家のコメント、口コミ、様々な要素があると思います。今日はそういった基準に新しい切り口を、いつもと違うゆるめの記事、気軽にお読み下さい。

先日ワインショップスタッフ5名含め、ワイン関係者 10人ほどが集まりワインを持ち込み、カラオケ会が行われました。
その際、せっかくなのでお互いのワインを味見て、一番良かったものはどれかというのを、お遊びで、投票にて決めました。
余興ではありますが、プロが持ち寄ったモノの最高の一本、それ自体はきっとおいしいものであろうということで、こちらでご紹介します。

私個人はこの二つもおいしいと思いましたが。

スロヴェニアのモヴィア・シャルドネ

http://www.nonnaandsidhishop.com/prodotti/movia/

そしてスペイン・ナバラ、当winelive.netでも度々登場のソルサル。この日はガルナチャ。

 

しかし、厳正すぎない、ゆるーい投票で実際に選ばれたのは下の2本!!
まずはボルドーの赤「シャトー・デ・ゼラン クリュ・モンプレジール ボルドー・シューペリュール 2014」

thumbnail_クリュ・モンフ゜レシ゛ール2014

昨今割高感ばかりが目につくボルドーワインですが、こちらはなかなかコスパも良し。道を挟んで隣の畑はなんとあのシャトー・マルゴー!

メルロ主体。ボルドー特有のしっかりとしたコク果実味、厚みはありつつ、渋味酸味が表に出すぎない、飲み口の豊かな赤ワインです。参考小売価格たったの2,280円!

 

同率1位がもう一本!「ヴィラ・ヴァロンブローザ プルミエール・キュヴェ・ロゼ」

thumbnail_Terrasses Premiere Cuvee02

ロワールの名門、ラドゥセット男爵家が南仏プロヴァンスで手がけるロゼ。華やかで飲み心地良く、甘すぎず辛すぎず、口当たりよいチャーミングでしっとりとした味わい。先日のロゼの記事にも書きましたが、お花見だけでなく、初夏に楽しむにも絶好のワインです。参考小売価格4,320円です。

 

上記、ボルドーワインを持ってきたのは、当日体調不良で参加予定だった営業さんの代役として急遽やってきた、日本語ぺらぺらのフランス人エルワン君。フランス語と日本語の歌を見事に歌い分け、しかも熱唱し、カラオケ部門のMVPも含め、2冠もっていってしまいました。

日本の、ワイン、酒類業界にもこういう元気で能力ある若手の台頭が望ましいですね。ゆるいはずの記事が、まじめに締めてしまいました。

 

上記のワインは全て、伊勢丹新宿店にてお取り寄せ可能です(お求めの際は吉良まで)。

Moviaは上記リンクにあるノンナ&シディアンテナショップ(恵比寿)でも買えます。

それ以外他店さまでも見かけたら、是非お買い求めをおすすめします。