宮城県内4つのワイナリーのワインと、旬の県産食材との食べ合わせ(マリアージュ)を年に一日限りのスペシャルイベントが開催されました。

 

JR東日本による企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)をきっかけに、宮城のワインと食材をセットで知って、口にしてもらおうと出来たイベント。
宮城出身の声優の山寺宏一さんもゲストとして盛り上げる中、宮城のワイナリーや食材の生産者、シェフと交流しながら、“宮城県産食材との新しい出会いを都内で楽しめる”とあって、会場は多くの来場者で賑わいました。

 

食材は豊富で、特にA5、B5と評価されたものだけが名のれる「仙台牛」や、全国の業者が種牡蠣にするほど確立された「牡蠣」は評価が高く、宮城を代表する食材。他にも海産物の多さはご存知の通りで、「牛タン」だけではないことはお分かり頂けるでしょう。

担当者は「宮城は食材が豊富で、全国レベルで発信できる、誇れるものが多いです。イベントに来ていただけるのもありがたいですが、これをきっかけに宮城にも是非来て欲しい。」とも期待を寄せていました。

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宮城県では、唯一のワイナリーが東日本大震災で流出して以来、宮城県はワイナリーの空白地帯となりましたが、平成27年秋保ワイナリー毎年1軒ずつ増加、現状4軒に今年1軒増える予定です。

ワイン全般について
秋保(あきう)ワイナリーとファットリ・アル・フィオーレさんは既に何度か飲んでいるということもありますが、この日一番驚かされたのは了美(りょうみ)ビンヤード。3種類どれもレベルが高く「宮城の」という冠をつけなくても全国的に十分勝負できる完成度だと思いました。

秋保ワイナリーの毛利さん。普段にも増して、渋いです

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続いて山元いちごワイナリーもなかなか秀逸な出来。いちごのワインと言うとすぐ甘酸っぱいと連想しますが、その甘さやいちごの風味は極力抑え、活き活きとした酸を中心に、「ブドウの」ワイン続きにも受け入れられる、扱いやすいワイン。前菜、アペリティフとの組み合わせに積極的に使えると感じました。

テイスティングコメント(一部)

了美 vineyard & winery

Koshu

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果実の豊かな風味は控えめで、細かさ キレ、柑橘の様なフレッシュさが前面に出た爽やかな白ワイン。シャブリのようにきゅっと引き締まり、白身魚の刺身とも合う白ワイン。

山元いちごワイナリー

愛苺(まないちご)

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適度な酸がアクセントになり、甘くダレないので食べながらで充分飲める。
テリーヌとも合い、前菜全般やサンドイッチなどに広く合わせられる。逆にねぎやにらなど、青みのある野菜にも酸と華やかさが噛み合って面白い相性をみせるワインでもあります。

他6種のワインテイスティングコメントは4月21日発売予定のSakeWineLive! 第2号に掲載予定です。

同イベントは来年もこの時期に開催予定です。是非御参加下さい!

最後までお読み頂きありがとうございました!

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