いつも面白いイベントを企画されている、日本酒飲み比べ放題のお店「LITTLE SAKE SQUARE」にて15-30年前後の古酒が揃うすごいイベントがあったので参加してみました

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商品化されている日本酒というのは、せいぜい3年から7年熟成が大半でもちろん15年以上の古酒というのは売られていることも飲む機会もほとんどないものです10種類あり、しかもいつもと同じ3千円なので、全く計算が合わないとんでもない企画です

今回のお酒はたまたま見つかったものが安く入った今後開催予定は残念ながらありません。)

ここで感じられたのは

結論として保管状態さえよければ日本酒ワイン以上に持つ(熟成がきく)かもしれないということですただそれを実証している人が限りなく少ないので、今回の検証はコロンブスの大発見とまでいうと大げさですがかなり斬新な情報といえます

10種類のお酒を試飲してみて思ったこと

(あくまで保存状態が良ければ

色は思ったほどつかない:市販の古酒というと茶味かかっていますが、この日のものは軽い黄色がかったついていましたがどれも透明度が高い。

②年数の割には香りに老ね香も少ない

アルコール添加したもの大吟醸系は年月の割には綺麗ただ味の深みが残っていないのですーっと抜けるような細さを感じる

熟成した深み、複雑みを楽しむならやはり純米酒(せいぜい純米吟醸位が良いということがわかりました

そもそも古酒なので無理につまみに合わせなくても良いのですが意外と食べながら飲めたので、持ち込んだつまみ数種を参考に、古酒を飲むなら何が合うのかの想定もしてみました

楯野川 中取り 純米 美山錦 生酒 (H17)
色は軽く黄みがかっているが透明感が強い。
細めでほろ苦い味わいに、リースリングのような複雑な青み、ほのかな甘みを伴う。余韻はすごく細かい。ゴボウと合わせると生姜のような爽やかな辛味が出る。
食べ合わせ想定:穴子にあう?

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田酒  特別純米 (H21)
色はしっかりとした山吹色。カスタード、ピーナッツペーストのような風味からシェリーアモンティリャードの様な酸化した香味に移行。返り香に、たらこや磯っぽい風味も出るが、温度が上がると馴染む。
想定:カリカリの衣、肉料理。

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東一 純米大吟醸 雫絞り 斗瓶貯蔵酒 (H02)
色は透明、わずかに黄みかかる。。古酒なのに爽やかで、青みを感じる風味、セメダインのような香りや火打石のような香りも。ワインのブショネ(劣化コルク臭)のようなタッチも混じる。
想定:香草たっぷりのものに合う?

立山 吟醸酒 (H13)
うっすらやまぶき色。代わりにカスタードや柔らかいアーモンドのような風味。吟醸香由来のアルコール感が少し開いて感じる。味わいはすっきりとしたタッチ。イカフライにはあった。
想定:イカには合うがタコは合わない。

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麒麟山 紅葉 (H07)
黄味がある透明。きなこのような風味やうっすらカシューナッツのタッチとクリーミーな味わい。アルコール感も少し出る。つくねもゴボウにもにあうが余韻に少しアルコール感が出る。
ひと口まぐろと合わせるとアルコールが出ない。
想定:くせのあるつまみに合う
朝日山 萬寿盃 大吟醸 (H06)
黄色みがやや強めの透明。軽い辛みから細かい旨味に華やかさも絡み、クセが少ない。ふわっと広がりがあるバランス型。つくねに合う。
想定:焼き物中心に幅広く

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澤やまつもと 純米大吟醸 (H15)
この酒だけ、黄色みのある中に赤みが入る。ハーブや薬草やリキュール感が出る。和三盆のようなタッチも。ゴボウ、つくねも合う。
想定:ややアクのあるしっかり味のもの

麒麟山 紅葉 (2003)
やや薄い茶がかかった黄色。チョコやカカオのような風味があり香ばしい。
軽くボリューム感、広がりがあり、ぬる燗にしても良い。
タイミングよく出された、甘い古酒をかけたケーキやアイスにも合う。
想定:焼き菓子など軽めのデザートとも

富久長  山田錦吟醸 正花風 (2003)
ワサビやセメダインのような少しツンとした香りのタッチが華やかさを演出する。口当たりはドライでやや引き締まり、比較的さっぱりした余韻。
相性:漬物や乾きものなど

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富久長 大吟醸 (2001)
華やかな吟醸香に少し老ね香が出る。イカフライとははまずまずの印象。あえてぬる燗にするのも選択肢。
相性:芋を使った料理、意外と揚げ物など

さて、最後に日本酒の長期保存ですが、今回のお酒の保存状態の良さを目指すなら

①光はもちろん厳禁

②冷蔵庫以下の温度は必須。出来れば氷点下から-5度。

後日別途レポートする「ひやおろし飲み比べ」では常温保存1ヶ月しただけで、冷蔵保存のものと結構違いがでていました!

最後までお読み頂きありがとうございました!

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