さて前編に引き続き、後編は大阪府以外の生産者のワインをご紹介。

初VTをリリースしたばかりの和歌山ワイナリーや、一度にたくさんの種類おめにかかる機会が少ないヒトミワイナリーなど、こちらも面白いワインが多かったです。

前編はこちら

 

<丹波ワイン>
当サイトでも何度かご紹介してきた編集長の実家から2番目に近いワイナリー。まさかと思って西日本豪雨の時の影響を伺ってみると「畑は大丈夫でしたがショップやレストランは床上浸水し浸水してしまいました」と意外な事実を知らされました。今回の大雨被害の甚大さを身につまされました。

*甲州無濾過2017
無濾過をうたっているが、それほど色の濁りや味わいの厚みがあるわけではない。ただ切れて細く透明感のあるだけのシャバシャバした甲州とも違う。ひきしまった旨みがあり、広がりレベルの高さを見て取れる。日本で数多くある甲州ワインの中でも、特徴がありかつ汎用性のある一本。

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*丹波鳥居野 タナ
酸のキレ、エグみが少なく、濃縮感がうまく出ている。コクや厚みがあり後味までしっかりとした味わい複雑さが続く。肉を食べるのには極上のワイン。他社のこの価格帯を考えるともう500円1000円安いとさらに良い。

 

<神戸ワイン>
ワイナリーにも伺い、ずっと追いかけている醸造家の濱原さんとは私と同い年ということもあり、毎年のように追いかけているからこそあえて、期待を込めて厳しいことも書きます。このベネディククシオン シリーズが毎年のでき飲み物のばらつきが大きいので、こちらが状態を捉えてタイミング良くお勧めしないと誤解されがちなワインでもあります。でもポテンシャルは高いのです。

*ベネディククシオン ルージュ(赤)
果実味が開いていないのか痩せ気味で、やや酸が表に出ている。リッチで上質なコクを感じられるVTもあるので、もちろんこれも待つしかない。

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*ベネディククシオン ブラン(白)
トロピカルな果実味にやや甘みやたっぷり感はあるがリッチで幅がありシャルドネらしいとろみ。現時点ではやはり白のほうが飲みやすくておすすめ。

 
<和歌山ワイナリー>
2013年から植樹。17年がファーストヴィンテージ、しかも関東でのお披露目はこれが初めて。シャルドネやツヴァイゲルト・レーベなど20種類を植樹している。
標高500メートルの冷涼な畑などを持っているそう。樹齢が上がっていく今後にはさらに期待が膨らみます。

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*日和 メルロ2017

ブルーベリーなどが中心の甘酸っぱい分フレッシュな味わいです。
キレと透明感伸びがあり素直。もう少し少し落ち着かせるのも良いかもしれません。

 

<琵琶湖ワイナリー>
当サイトで企画に携わった「アリオ橋本」の日本酒イベントでも人気を博した千代田蔵と同じメーカーです。ワインも日本酒も作っている生産者は多くありませんがそれなりの数存在します。規模的にも方向性もヒトミワイナリーとは全く違うコンセプトのワイナリーです。
*浅柄野 レッドミュルレンニューム 瓶内二次発酵(スパークリング)
グレープフルーツそのものといった香味とわずかに青いミントのような風味も入る。しっとりと柔らかくてすっと入る、スムースな味わい。
酸も強くなく綺麗で細やかな香味が心地よい中辛口。

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*浅柄野 セミヨン樽熟
すっきりとした口当たりから伸びがあり、少し樽やバニラの風味がさす。それがやや分離しているイメージがあるが、この先馴染めば良くなる可能性がある。良くなりそう。

 
<ヒトミワイナリー>
1991年 創業以来、「にごりワイン」の専門メーカー として独自のスタイルを貫いてきたワイナリーで、ある意味日本に増えつつある自然派ワインの先駆者なのかも知れません。

*h3 Caribou
香りにビオワインっぽい臭みが少しあるが、味わえばそれが気にならず、すっきりとして穏やかな味わい。ほのかに甘いフルーツのフレーバー。

*h3 ikkaku
香も味わいもファンタグレープのような清涼感とベリーの風味。デラウェアのような甘い風味も差す。飲み易すぎて危険な一本。ホームパーティーのアペリティフにおすすめ。

*キレキレ
酸が高すぎて分析不能なほど。ライムレモンなどの風味が支配的。最初から最後までとにかくキレキレ。ここまでだと飲み手は選ぶが、忘れることも無い。

*RECOLTE マスカットベリーA ビオ系のこもった風味。ラズベリーの優しい風味、ロワール地方の自然派のような優しい風味と若干の漬物香。軽やかで旨みがあり飲み心地が良い。

 

関西のワイン、個性が出ていて面白いと思われませんか?

是非見かけたら味わっていただきたいです。

 

最後までお読み頂きありがとうございました!

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