今更ですが、ワインと日本酒の魅力を広く伝えるために、このwinelive.netを運営しています。今はサイトだけですが様々な方と協力して、雑誌、ラジオなどのメディア、またイベントにおいての発信などしていく必要があると思っています。
なぜなら、もうお酒をの魅力を伝えるために、お酒の中身、味そのものを語っているだけでは、飲み手が増えない時代だからです。併せて必ず生産者の人柄、造られている背景を伝えていかなければならないのです。
そんな中で去年の今頃、度々お世話になっている漫才コンビ「にほんしゅ」の2人が毎週30分枠の日本酒だけのラジオ ”TOKYO日本酒Lab.” を始めると聞いて、大変驚いたものです。「できるんだ!?」
それは日本酒だけで毎週30分のコンテンツを作るというところ、そしてリスナーを獲得できるのかという素朴な疑問によるところです。結果的にそれは、1年間問題なく達成されたようです。このような番組の存在はとても嬉しく、励みになるものです。
パーソナリティはにほんしゅの2人(北井一彰さん、あさやんさん)と初代ミス日本酒の森田真衣さんです。
番組内容は生産者の背景を紹介することが多く、様々な蔵元が出演されてきました。またパーソナリティー3人がコンビニで揃うつまみとお酒でマリアージュを試すなど、実験を通してあらゆる酒の楽しみ方を提案したこともありました。
日本酒の番組なので、本番中もちゃんと?日本酒を飲みます。
ちょうど当サイトでも紹介の為取材に伺おうと思い、今週の収録に行ったのですが、奇しくも番組の最終収録でした!?どうやら放送しているラジオ局「ソラトニワ原宿」の体制が大きく変わり、現在ある番組がすべて終わってしまうというのが理由のようです。最終週に間に合ったという安堵感と共に、せっかく定着してきたところで終わってしまう残念さも、もちろん否めません。
最終収録日18日月曜には、18時からの生放送で最終回前最後の放送、その後25日放送予定の最終回分の収録がありました。両日ともに主な内容は今までの番組の振り返り、どんな蔵元が出演してどんな話をされたかをランキング形式で紹介されました。たくさんの出演者がいたので、この記事で振り返られた人々すべてを紹介できませんが、ごく一部を。
奈良県「みむろ杉」(今西酒造)社長の今西 将之さんは、外の会社での修行中、急な父の不幸をきっかけに蔵に帰ってきた際に、存続の危機から年毎の生産石高や受賞目標を設定して、それを見事に全て叶えていった話。
また長野県の名門「真澄」の若手蔵元の宮坂勝彦さんは、自社の酒が内陸のものなので魚に合わないとはっきり結論付けた話と、かつて日本酒にそれほど興味がなかった頃、ある蔵のお酒が美味しいと感じたが、それが実家由来の7号酵母使用だったことを知り、酵母を大切にしたいと思うに至ったいきさつが話されました。
(そのお酒がどの蔵のものだったかは、番組最終回で明かされます。)
最終回の収録では思わぬサプライズもありました。何かを渡される北井さん。これも番組でお確かめ下さい。最終回といっても不思議なほど自然体だった三人。これが終わりではなく、また次につながる通過点、終わりの始まりであることを予感させるようです。
毎週収録におっかけできていた方も、背中が寂しそうです、、、
(日本酒イベントでおなじみのあの方です。)
最終回の放送は6月25日18時から。今まで聞いていた方も、1度も聞いたことがない方もお聞き逃しありませんように!
http://www.soraxniwa.com/radio/f167dd2c4750
最後までお読み頂きありがとうございました!
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