前半に引き続き六本木ヒルズでのCraftSakeWeek

後半、8日目の九州編と11日目最終日のチーム十四代編を順にレポートします。

前半のレポートはコチラ

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8日目(4/27金)

夕方からそれなりの客足。鍋島など錚々たる人気銘柄もさることながら、宮崎以南の、関東ではなかなか飲む機会がない、三蔵が興味をそそられ、詳しい愛好家や業界人も来場していました。

福田 純米吟醸 山田錦


温度が低いと軽い苦味を伴ってそこそこ切れる。甘みはそれほどでない。口当たりよく広がりも感じる。干物燻製などによさそう。

田中六五 山田錦 純米 生


薄く霞がかった色合い。これも甘すぎず、きゅっと細かい味わい。旨み、返り香に軽さがあり、さっぱりとして爽やかさも出ます。生でも薄甘いタイプではなく本格派。飲み飽きしません。

千徳 純米大吟醸 夢の中まで


口当たり一見広がらない、単調な味わいに感じるが、奥のほうにきゅっと凝縮したコメの旨みがある。固さでもだけでも、苦さでもなく、中心があるイメージ。冷や(常温以上)でじっくりと向き合っていただきたいお酒。

若波 純米吟醸


細かく穏やか、かつまろやかな、後口にアルコールの主張がややあり、気づくか気づかないか程度のマスカットの様な風味もする。やや辛口位で、苦手な人はそれほどいないはず。コメの風味の粘度と後口の引きが丁度良い。

黎明 本醸造 生貯蔵


さすがに厚み、アルコール感が少しあるが、温度が上がって少し出る程度で主張は強くない。風味は甘めに感じるが、味はかっちり辛め。

鍋島 純米吟醸 雄町


なべしまらしい甘みは抑え目。やや細いスッキリとして中辛の骨格中に、軽いキレ。引き締まっているが香味がじわじわとくるところはさすが。

ちえびじん 純米吟醸 山田錦

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安心感がありやや甘みがくせになる味わい。穏やかな癒し系。しっとりたっぷりとした味わいで軽く穀物のうまみが出る。

古伊万里 前 大吟醸
本土側があるとデタラメのような口当たりさっぱりからたっぷりに、うまみがしっとりと広がる。しっとりとして万能型。わさび生姜のような風味があり、魚卵や磯の旨味に合わせてみるのも面白そう。温度が上がるとザラメの様な香味もあり、豚肉にも合うかもしれない。

—フード—
Sal y Amor

茄子のフリート

ナスソースがあまりにも甘い。日本酒には合わない。食感はサクサクとして良いだけにもう少し考えて欲しかった。

特に福田、若波、前が美味でしたし、千徳も相変わらず興味深いお酒でした。

11日目(4/30月)

最終日、GW只中、そして人気銘柄目白押しということで、凄い混みよう。イートインの料理を頼もうにもテーブルが空かない。こうなると一度居ついた人は荷物置いて席をとるなど、ゆっくり食べて飲むスペースが無い。席とりしたければ複数人数で来なければ辛いようです。

そして何より残念だったのはそのフードが長蛇の列か、又は早々に売り切れ、それも開始1,2時間程度で。一店一品しか出さないのに13時になくなるのはいかがなものか。

厳しい様だが、こういう出店者には、イベントに出る意味、というのを考えてもらったほうが良い。

苦言ついでに、何人かの人が書いていらしたが、会場外れのブース一箇所で協賛の炭酸水出すのみで、それ以外水が飲めないのも、残念なポイント。

しかしそれ以外は、お酒は素晴らしかった。十四代だけ長蛇の列、一白水成、而今が若干の列。他のお酒も美味しいのに、と思いながらそちらを中心にテイスティング。

寳劔 純米吟醸 八反錦

軽いとろみとキレがありやや辛口。返りの香りに膨らみがあり、アルコールが表面に出る。奥のコメの風味は細かい。魚全般(特に焼き、揚げ)に合いそう。ぬる燗など広い温度で楽しめそうです。

三井の寿 愛山

やや甘味の幅があるの中に、酸と細かい苦味が全体をまとめ、フルーティーなモダン酒。揚げ物や洋食の方が合わせやすそう。

東洋美人 ippo 山田錦


他のippo シリーズよりやや青くすっきりとして、やや辛口。特徴は細かい甘酸っぱさ。軽い乳酸感。脂の乗った魚がうまそう。香り華やかで温度はあまり上げない方が良い。とにかく味わいが細かい。

横山五十 純米大吟醸 山田錦


(りんごとマスカットの風味がするという純米大吟醸のうちこちらはリンゴの方)フルーティーさと甘酸っぱい味わい、しっとりとして細やか。飲みやすい。じわじわと充実感も広がる。

天青 朝しぼり 純米吟醸 無濾過生原酒


他の天青シリーズと同様に凛として、すっきり感、硬さがありながらも、清清しい。シソなどの熟れた香草の様な風味や、軽くしょうがのようなフレーバーもする旨辛口。

而今 火入れ 純米吟醸 山田錦

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さっぱり、やや引き締まって辛みがある。心地よい返りがある。みずみずしく緻密だが、広がりはやや少ない。

—フード—

くろぎの味噌汁と小さな台所ひらたの十四代の酒粕を使ったパンナコッタは頂けたのですが、酒に合わせる物理的スペースが無かったのと、そもそも酒に合わせるメニューかと言ったところで、とても美味しかったとだけ書いておきます。

会期通してみれば、やはりコンセプトは良いイベントだし、お酒もフードもレベルが高いだけに、もう少し色んな方が楽しめる工夫があるとありがたいですね。

もちろん、イベントに行く側も日にち、時間を選んで行かないと、といったところでしょうか。

最後までお読み頂きありがとうございました!

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