いつもお読み頂きありがとうございます、丸本酒造の6代目、丸本と申します。

今日は、お酒つくりに用いられるお米の栽培についてお話します。

「酒造好適米」なるジャンルのお米があります。お酒専用のとても高価なお米で、食米の2倍ぐらいのお値段がします。特に粒が大きなお米は高価で、小粒のものより1.5倍のお値段します。

とうぜん農家なら、米粒を大きく育てるのが腕の見せどころ。そこで登場するのが肥料。特に窒素成分。粒を大きくするにはたくさん光合成をすることが大事で、そのために稲を大きく育てて葉っぱを増やします。

しかし、肥料を与えすぎると稲は青々とした色になり、光合成もしますが樹液の中の窒素成分も増加します。その結果、粒もでかいが窒素も多いお米になり、窒素はお米の中でタンパク質として蓄積される事になります。

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ついでに言うと、もともと「山田錦」や「雄町」と言った品種は背丈が高く倒伏しやすい。倒れて接地すると発芽して売り物になりませんので、背が低くなるように、苗の時期にある種のホルモン剤(成長抑制剤)でドーピングしちゃいます。

粒の大きいお米を育てるのはお金になりますが、農家だけではなく稲も大変です。

 

次回はこれまでの、お米の話のまとめをしたいと思います。

「竹林」丸本酒造のHP
http://www.chikurin.jp/

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