秋が来ました。これから本格的に日本酒がおいしい季節。

各社「秋あがり」や「ひやおろし」を次々に発売。酒販店のラベルも青中心から、茶色、紅葉色中心にがらりと変わりつつあります。

そんな秋あがりも散見された、今年で2回目の日本酒フェス。入場券3000円で10枚つづりの試飲チケットと交換。一部の限定酒を除いて1杯1枚で試すことが出来ます。

それではちょっと足りない場合は1枚300円で追加チケットも販売。私も結局2枚追加。そうして試した12種類についてコメント、写真でご説明します。最後に特に印象に残った銘柄3つもご紹介。

 

川鶴 (川鶴酒造)  純米吟醸 秋あがり
まろやかさと若干の荒さが適度に混じり合い、旨味が広がる。ボリュームもあり艶やかで、優しさバランスの良さがある酒。温度帯も広く楽しめそう。

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千代むすび  (千代むすび酒造) 剛力60
精米歩合としては透明感、艶やかさ、まる味、後口の通りが良い。「漁師町なので魚に合う」、とのことだったがその通りと言える味わい。

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月ノ輪  (月ノ輪酒造店) 純米吟醸 吟ぎんが48
とても細やかで飲み心地が良く、癒し系。疲れていても冷酒で飲めそう。じわりと繊細な旨味がある。

 

天鷹 (天鷹酒造) 五百万国  純米大吟醸
(10年前から有機栽培米を使っているとの事。欧米の有機認証もとっている。)

コクとまろやかさ、しっかり主張のある旨み、幅もほどよくあるが、引っかかるところや欠点が少ない酒。

 

滝澤 (信州銘醸)  純米吟醸
ほのかに甘く艶やか、しっとりとした旨味。冷酒でどストライクの旨み。少しでも温度はあげないほうが華やかさが出て、個人的には好みであります。

 

ねのひ (盛田)  秋あがり
これぞ秋上がりといったふくらみ、香ばしさのある香り。幅や厚みも適度で、会場の地鶏と合わせて相性の良い食中酒。

 

竹林 (丸本酒造) ふかまり瀞
日本酒会のフルボディの1つ。しっかりとした旨みコクがあり鶏肉のブラックペッパーにも負けない厚み、フレンチかイタリアンに持ち込んでメインに合わせても良いぐらいのお酒。

 

菊盛 (木内酒造)  純米原酒
(ネストビールを作ることで知られる会社。日本酒の生産量はビールの10分の1。)
つるりとしてとろみ香ばしさ、鶏には一番合いました。特に脂のところに良いと思います。調和したしなやかな旨味。

 

西陣 (佐々木酒造) 特別純米
若干濃さ、荒さ、深みがある酒質ながらなぜか畳のい草や、あんこ、ニッキといった京都を連想させる香味を感じるのは、京都出身だからでしょうか?昔懐かしい和テイスト。

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W (渡辺酒造店) 山田錦
冷酒でいただくとモダンな口当たりで厚みがありフルーティー。温度が上がると造りの細やかさ、味わいの緻密さが伝わってきます。メロンなどを中心にフルーティーなフレーバー、艶やかさがあります。

 

横笛 (伊東酒造) 純米酒 ひやおろし 美山錦
とろみ、旨み、ほっこり、そしてまったり。気さくな表情のゆるやかな酒。攻撃的なキレ、苦味がほぼない。

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鈿女 (伊藤酒造) 豊穣の舞 特別純米リミテッド
ビターチョコ、アーモンドなどの香ばしさを持ち、冷えている場合状態でもこのアロマが立ち、特異なタイプ。温度が上がるとキャラメルのような香味、洋食向きで米の厚みがよく出ている。

 

特に印象に残った銘柄は、「竹林」など元々良く知っているものを除くと、「月ノ輪」「天鷹」「菊盛」でしょうか。また新たな発見があり、訪問希望の蔵もどんどん増えて行きます。

 

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