前回の「世界展」でご好評頂きました、オススメ選記事。今回も書かせていただきます。
伊勢丹新宿店で12日から開幕、18日まで行われる「フランス展」会場でのオススメを6つ挙げます。
今回会場を回って、各社営業さんや、お客様に奨めていただいたのがなぜか泡ばかりでしたので、全て統一、4,500円しない泡の特集です。
#1<ブヴェ ラルベ> サフィール ブリュット
今回の中では一番青りんご香味がして、ハツラツ、潔い味。
ややラムネっぽい青さもありますが、それもご愛嬌といえる、クセのない爽やかさ。
この値段で買えるフランス産の泡としては充分ではないでしょうか?
初夏にきりっと冷やして、ぐいっといっちゃって下さい!
#2<モンジャール ミュニュレ> クレマン ド ブルゴーニュ ブリュット キュヴェ クロエ
表ラベルだけでは気づきませんでしたが、裏を見ると、あの「手」のマークでご存知のブルゴーニュ名門、
モンジャール・ミュニュレのものと気づく方もいらっしゃるのでは。
凄く淡いロゼと見紛う色づきもあります。
淡いベリーの風味は微細にありますが、穏やか、スムーズで飲み心地良い泡。
しっとりとしていながら華やか、ヤマトナデシコの様な好感のもてる一本です。
#3<トロミー> クレマン ド リムー
ややまったりめ、穏やかな酸もありスムーズな味わい。
スパークリングらしい、陽気で弾ける感じと、熟した果実感が同居。
クリーミーさも程よくあり、まとまりのある、究極のバランス型です。
#4<グラシュー シュヴァリエ> クレマン ド ブルゴーニュ
泡が細かく、柔らかさと、若さが共存。緻密でまとまりあり、練れて細やかな果実の旨みも感じます。
クリーミーで食中酒としても使い勝手よく、また口の肥えた方が集まる会などで乾杯で出してもセンスよろしいかと。
#5<アンリ ド ヴィラモン> ヴァン ムスー ブラン ド ブラン
以前よりフランス展でも人気、私もその安定感から職場でも導入している、知る人ぞ知る名門生産者です。
ややまったり蜜りんごの風味。ゆったりとした味わいの中にも酸があり全体をまとめます。
まろやかで味わい深い、リッチなテイスト。プチ贅沢にもってこいの一本。
#6<フレデリック ロルネ> クレマン デュ ジュラ ブリュット ヴィエイユ ヴィーニュ
ワイン愛好家の間で密かなブームが到来しているジュラ産のワイン。
同産地のスパークリングは日本ではなかなかお目にかかれません。
古木のブドウを使っている為か、熟した蜜りんごやシェリー様の香味、コクと深みがあります。
泡のジャンル中では、かなりまったり。メインと合わせても遜色ない、グラマラスなボディの稀有な味わい。
南国系フルーツの甘い風味も広がります。個人的にはこれで鶏もものソテーが食べたいです。