現在伊勢丹新宿店で開催中の「世界を旅するワイン展」のおすすめアイテムを、まず輸入ワインから5種類、のつもりでしたが、収まりませんでしたので7種類ご紹介します。

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私は同社の人間ですが、この催事の担当ではありませんので、あくまで売り手目線ではなく、買い手目線でお奨めさせていただきます。

① まずはオーストラリアの「マーヴェリック・リースリング」:どんなに辛口のリースリングでも、一般的には品種特性として出てしまう、あの白い花の様なリッチな香味が、良い意味でアタック(飲み口)にない、引き締まってすっきりとした辛口。余韻にわずかにフローラルなリースリングらしさが顔のぞかせます。日ごろは、「甘い感じがあるリースリングが嫌い」という人に、真っ先に紹介したい一本。淡白な味付けの料理の邪魔もしない、普段使いに良い食中酒です。オーストラリアは土壌の乾燥度合いが強いので、灌漑栽培が主流ですが、このワインは水分の補充はせず天然で栽培されているそうです。

② アッバツィアの「ランブルスコ・ビアンコ」:珍しい白いランブルスコです(通常は赤です)。口当たりはモスカートのようにフルーティーで華やか、ただ後口に軽くキレがあり、雑味がありません。二口、三口と飲んでも、ダレることがないので、案外と飲み続けることができる優れものです。この価格の手頃なワインですが、オーナーさんがブドウに対する思い入れが強く、栽培に非常に手間と時間をかけているそうで、その辺も細かいところまで質の良さを感じるところでしょう。本当にパルマ産の生ハムに合うのはこいつかも知れません。

③ ロスアリハレスの「グラシアノ」新宿店のプロモーションでも、いつも人気の銘柄。土曜日まではオーナーのホセルイスペレスさんが会場で出迎えてくれます。彼との試飲ミーティングに関しては別の項でお話しします。グラシアノというブドウはスペイン土着品種の中でも、通常補助品種としてしか使われない、完全なる「脇役」ですが、この人の手にかかるとフルーティーさ、香ばしさ、かすかなスパイシーさが一体となった「主役」として堂々と舞台で輝いています。白ワインのヴィオにエも、予想を見事に覆す味なので、併せてお試しください。

④ クロアチアの「ヴェラルダ・ロゼ・ブリュット」:瓶内二次発酵の中辛口のロゼ・スパークリングワイン。ほのかなフルーツ感、辛すぎず、ほんのりとした果実の甘み、さっぱりと頂けます。このスパークリングも気軽に楽しめる一本です。今年のお花見ワインは、これなんか良いと思います。

⑤ ヴィリエラ「ジャスミン」:南アフリカステリンボッシュの中辛口の白ワイン。名前もラベルも充分可愛いのですが、ボトルを裏返すとほら! 6種類ほど裏ラベルの種類があり、全てイラストが違います。ゲヴェルツトラミネル、リースリング主体のブレンド。スッキリと飲み心地良く、甘ったるくありません。華やかで非常に口当たりのいいブドウの甘み、フルーティーさを感じます。ホームページにはそのバックラベルのストーリーがそれぞれ記されています。そちらも併せて見てみると面白いですよ.

(http://villiera.com / 英語のみ)

⑥ エラスリス「アコンカブアコースタ・ピノノワール」:アコンカブアコースタというこの地域は、チリの中でも上品なワインを産する新興産地として注目されており、特にこのエラスリスはこの地に注力して、評価を高めています。本家ブルゴーニュと飲み比べても引けを取らない上品さは、一度お試し頂く価値のあるピノ・ノワールです。

⑦ イダルゴ「マンサニージャ・パストラーナ」今回の催事で大きな目玉の二本柱は、国産ワインのとシェリーの充実です。日本ではまだまだシェリーは普段飲まれていない印象ですが、実はシェリーのフィノ、マンサニージャなどは極辛口で、日本の食卓にも広く活躍の場があり、引き締まって臭みが出ないので、魚介との相性も良いのです。中でもお奨めするこのマンサニージャはシングルヴィニヤード(単一畑)のぶどうを使った、1つ上のクラスのシェリーです。オイルサーディン、アヒージョ(にんにくオイル煮)などはもちろん、オリーブ、ハードチーズなど抜群の相性見せる食材は多いので、ぜひお試し頂きたいです。

最後にお得な情報。スペインの至宝、あの「コンタドール 2009」が地下1階のテイスティングバーで約半額で飲めます!無くなり次第終了ですが。

この記事とは別に国産ワインもお勧めしております。併せてご覧ください。

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